鉄路は西から東から

鉄分多めの日常とお出かけの記録

〒郵便局巡り〒を始めた

どうもこんにちは。

不肖ワタクシ、先月で27歳になりまして、それをきっかけに新しい趣味を始めてみました。

「郵便局巡り」です。

 

「まず、郵便局巡りとは……何か(ネットリ」

読んで字のごとく、日本各地におよそ2万4000局ある郵便局を訪ね歩き、そこで色々なサアヴィスを受けることを言います。

例によってウィキペディア*1からの受け売りですが……たとえば切手やハガキを購入し、当日の消印を押印してもらう。郵便局によっては、その地域の風景などがデザインされたものがあるそうです。また、地域限定の切手や変わった形のハガキなどが売られている場合も。

f:id:rockmansion:20210621181742j:image

 そういえば、大学時代に広島県の宮島へ行った際、そこの郵便局に「しゃもじ」がハガキの一種として売られており、「これは面白い」とそのしゃもじに切手を貼ってメッセージを書いて実家へ送ったことがあります。当時は郵便局巡りなんて知らなかったですが。

それから、郵便局の窓口で口座への入出金を行い、郵便局名のハンコを通帳に押印してもらう。旅先などで郵便局を訪ねて貯金を行うことから、「旅行貯金」とも呼ばれています。ハンコは郵便局ごとにそれぞれ字体やインクの色が異なり、中には「宝印」と呼ばれる、小さなイラストや特別なフレーズが入ったものもあります。

他にも、定額小為替を発行して為替印を押印してもらったり、レシートやATMの明細票を集めたり、さらには前島密(後述)の肖像画が局内に掲示されているかどうか調査したり、郵便局長と対談して名刺を交換する猛者もいるとか。局長と対談って何者だよ。レベル高すぎワロタ。

 

選ばれたのは、「局名印」でした 

このように色々な方法で楽しまれている「郵便局巡り」ですが、私が特に選んだのは2つ目。窓口で口座へ入出金を行い、郵便局名を通帳に押印してもらうこと。

切手やハガキを買って風景印を押してもらうのもいいですが、形あるものがどんどん増えてしまって、あとあと保管に難儀しそうなので、これは却下。それから定額小為替は正直よく分からん。まず為替ってなんだよ(哲学)。いつも思うけど漢字と読みがなが逆だろ(?)。

ということで、「貯金通帳への押印」をお願いすることにしました。これなら幾ばくかの現金と貯金通帳1つ携えて行けば、即ちそれがスタンプ台帳になりますし、鉄道趣味で言うところの下車印*2集めのような感じで馴染みやすい。

5月下旬のある晴れた日に、上越市内の某所へ出向き、果てしない郵便局巡りの旅路を始めました。

 

「郵便の父」生誕の地へ

私が向かったのは、上越市内にある下池部という地域。ここは日本の郵便制度の礎を築いた「前島 密(まえじま ひそか)」が生まれた場所なのです。1円切手のおじいさんですね。

f:id:rockmansion:20210615110348j:plain

現在、生家跡には記念館が建っており、密の生涯と郵便の歴史を学ぶことができます。入場無料。ちなみに今年は日本の郵便制度が始まってから150年の節目の年だそうです。

で、道路を挟んでその隣にあるのが「前島記念池部郵便局」。郵便局巡りを始めるにあたり、まず近所の郵便局からでもよかったのですが、せっかく郵便の父が生まれた市に住んでいるのだからと、ここからスタートすることにしました。

 

1局目

前島記念池部郵便局 

〒943-0119 新潟県上越市下池部神明替1317-1

局番:12319

訪問日:2021年5月26日

f:id:rockmansion:20210615110125j:plain

局舎外観

前島記念館の向かいにある別館に併設された郵便局。外観はレンガチックだが、特に奇抜な形というわけではない。局舎の前には丸型ポストがある。

f:id:rockmansion:20210616191447j:plain

局名印(宝印)

宝印あり。局名の前に「密生誕の地」と記されたハンコを押していただいた。

 
……と、こんな感じで、今後はこのブログのコンテンツの1つとして、郵便局巡りの模様を随時更新していこうと思います。

ちなみに2021年3月末現在、新潟県内で営業中の郵便局は660局あるとか*3。全国2万4000局すべてを回るなんてのは不可能ですが、いつか新潟県内だけでも全局回れたらいいなぁ。

 

 

*1:郵便局巡り - Wikipedia

*2:きっぷの券面に押してもらう小さな駅名印

*3:郵便局局数情報〈オープンデータ〉 - 日本郵便