鉄路は西から東から

鉄分多めの日常とお出かけの記録

実録イエローカブ購入ドキュメント

どうもこんにちは。

前回に引き続き、今回は「スーパーカブ110」を買うまでの経緯と、買ったバイクの細部について見ていきたいと思います。

たびたび書いているように、私はバイクの免許を取る前に「クロスカブ110」を買うつもりでした。ところが、いざ免許を取ってバイク屋へ行くと、告げられたのはクロスカブ販売終了のお知らせでした。

rockmansion.hatenablog.jp

あれから2年。もっと気軽にバイクに乗るべく、次はジクサー250から原付二種にしようと考え、カブ系のバイクを買うことに決めました。あのとき買えなかったクロスカブ110も、結果的にはモデルチェンジを施して再発売されたのですが、私の欲しかったイエローはラインナップから外されてしまいました。

f:id:rockmansion:20240430225428j:image

検討を始めた2023年秋のクロスカブ110は、マットグリーングレープコブルー(水色)、あとは特別仕様のくまモンVer.(ブラック)の4色展開。よく言えば落ち着いた色合い、悪く言えば地味な基調の色ばかりです。車体が小さいので、できれば目立つように明るい色が欲しい。明るい色のほうが乗っていてテンション上がるしね。

それに比べスーパーカブ110は、ブルーイエローグリーンベージュホワイトの5色。グリーンは暗色系ですが、ブルーとイエローは実にポップな色合いでした。

f:id:rockmansion:20240501152048j:image

クルマ*1とジクサー250がどちらもブルーなので、さすがに次は青系以外にしたかったことや、私が大変感動した映画『すずめの戸締まり』にイエローのスーパーカブが出てきた影響もあり、よぉし来年にはイエローのスーパーカブ110に買い替えるぞ! と心に決めたのが2023年10月下旬ごろの話。

しかし、またも思わぬ事態に陥ります。12月のモデルチェンジでイエローが廃番となり、オレンジが仲間入りすることがホンダから発表されたのです。

オイオイオイオイ!!😨

新色「フレアオレンジメタリック」

またかよ。またイエローは除け者にされるのかよ。新色はツヤのあるオレンジで、これはこれで華がある感じもしますが……違うんです。私が欲しかったのはイエローなんです。しかも一度は買えなかったクロスカブの仇もあるので、どうしてもイエローが欲しい!!

慌ててバイク屋に駆け込んで相談したところ、「注文は受け付けるが、ホンダ側でいつまでイエローを生産するか分からないので、確約はできない」との返事。そうして、買えるのかどうかすら判然としない、生殺しのような日々を1ヶ月ほど過ごした12月半ばになって、ついにバイク屋から電話が。

店員「ご注文のスーパーカブですが……やっぱりイエローは生産終了していて無理でした」

ワイ「おお、もう……😭」

店員「ただ、関東の店舗でキャンセルが1台出まして。そちらを回すこともできますが、どうしまs」

ワイ「おおおお願いしますお願いします!!(食い気味)」

こういう次第で、一度は手のひらをすり抜けかけたイエローのスーパーカブは、この電話から3ヶ月後*2、無事に私の元へやって来たのでした。

 

閑話休題

「改めて依頼人のカブを見てみよう」(CV:銀河万丈)

型番はJA59、正式な色名は「パールフラッシュイエロー」です。パキッとした発色で、「レモン色」に近い。クロスカブ110のイエローとも異なります。映画に出てきたことを購入動機の1つに挙げましたが、それ以前からこのビビットな黄色は気になっていて、ぜひとも、なんとしても手に入れたかったのです。

丸目のヘッドライトは白色LEDですが、方向指示器には従来通り白熱球が使われています。

f:id:rockmansion:20240412170139j:image

斜め後ろから見るとこんな感じ。リアの方向指示器とテールランプも白熱球です。シートは濃淡2色のブラウンで、イエローのボディと相まって大変おしゃれに見えます。シルバーだったリアキャリアはこのJA59モデルからブラックになり、これも質感が向上。

ハンドル回りです。右手側に前輪のブレーキレバーとスロットル(アクセル)。右下の小さなボタンを押すとセルモーターが回ってエンジンがスタートします。

そして左手側にクラッチレバー……はもちろんありません。ギアチェンジの際に、クラッチ操作が必要ないのがカブ系バイクの一番の特徴。だから小型AT限定免許でも乗れるのです。

前照灯のハイ/ロー切り替えスイッチと警音器のボタン、方向指示器のレバーも左手側にあります。余談ですが、警音器と方向指示器の位置がジクサーとは上下逆なので、初めのうち何回かは方向指示器を消そうとしてホーンを鳴らしてしまいました(苦笑)。

メーター周りの拡大写真。アナログのスピードメーターは一応140km/hまであるものの、もちろんそんなには出せません(笑)。タコメーターもついていないので、シフトチェンジは音や振動などの感覚を頼りに行います。AT限定免許でも乗れるバイクとはいえ、このへんはMT車で培った運転技術が活きますね。

JA59からは、メーターの下に初めて小さな液晶画面が付きました。燃料計と、全カブ主待望の(?)ギアインジケーターが常時表示されています。左上の黒いボタンを押すと、燃料計の下にオドメータートリップメーター、平均燃費、時計が順に表示されます。

左足側です。シーソーのようなペダルはシフトペダル。前にガッチョンと踏み込むとギアが上がり、後ろに踏むとギアが下がります。操作自体は簡単ですが、これはむしろMT車のシフトチェンジに慣れてしまっていると違和感が拭えず。

f:id:rockmansion:20240419165415j:image

ちなみに昔のカブはギアが一番上の段まで上がるとその次はN(中立)に戻ってしまったそうですが、現在のカブは戻らないようになっている*3ので安心です。

続いて右足側。前方のペダルは後輪ブレーキです。キックスターターも健在なので、もしバッテリーが上がってセルモーターが回らなくてもこれで始動できます。

青いバルブキャップは某バイク屋の証

前輪です。このJA59モデルを語るうえで、それまでのカブと最も変わったのが車輪。2018年の法改正により50cc超のバイクにABSが義務化されたため、前輪のブレーキがディスクブレーキになり*4、自転車みたいなアミアミのスポークホイールからキャストホイールに変わりました。ついでにタイヤもチューブレスタイヤになり、パンクした時の応急処置がラクになったとか。

……ところでこのJA59モデルが登場した際、前述の液晶画面やキャストホイール化を槍玉に挙げて、一部のオールドファンから「こんなのはカブじゃない」みたいな声が聞かれたそうです。いったい「カブらしさ」って何なんですかね。昔は丸じゃなく四角いライトのカブもありましたし、エンジンはとっくにキャブレターじゃなくフューエルインジェクションですし。

私はこれが初めてのカブなので、昔と比べての良し悪しは分かりませんが、少なくとも自分にとって一番いいカブだと思っています。だってギアが何速か分かるほうがいいじゃん。パンク修理しやすいほうがいいじゃん。足回りしっかりのほうがいいじゃん。

さて、カブと名のつくバイクの中でもスーパーカブだけの装備が、この足元を覆う大きなレッグシールド。これのおかげで野暮ったい感じがする反面、乗ってみるとなかなか快適です。コンビニのビニール袋程度なら掛けられるフックもついています。

シートをパカッとな。ここに燃料の注ぎ口があります。タンク容量は4.1Lと少々物足りませんが、カタログ燃費は67.9km/Lで、走り方によってはさらに伸びるため、無給油で300km近く走れます。シートの裏には吸盤つきの楕円形クッションゴムがついています。

スクーターだとたいていシートの下に収納スペースがありますが、カブは燃料タンクが鎮座しているので、代わりに(?)ヘルメットホルダーが標準装備されています。

スーパーカブはカスタムパーツも無限に等しいほどあるので、まずは純正の見た目や乗り味を楽しんでから、世界で一番の原付バイクを、世界に1台しかない原付バイクにしていこうと思います。

 

 

 

*1:スイスポ

*2:雪があって乗れないので、春まで預かってもらった

*3:停車中のみ4→Nに入る

*4:後輪はドラムブレーキのまま