【〒】高浜郵便局ほか7局【局めぐ】

どうもこんにちは。

昨年5月から始めた郵便局巡り。あれから一応あちこち巡ってはいたものの、ブログにまとめるのが億劫になってしまい、今まで放置しておりました。

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しかし始めてから丸1年経ち、そろそろ溜まりすぎてヤバいなぁという気になり、また更新頻度(=ネタ)を上げるためにも、大いに元気を出して再開しようと思います。全国1億2千万人の「局めぐ」ファンの皆様、おまっとさんでした。

なお、これを機に過去の郵便局巡りの記事も含め、少し体裁を変更してあります。あしからず。

 

訪問日:2021年6月7日

5局目

高浜郵便局

〒945-0402 新潟県柏崎市宮川1945-3

局番:12116

局舎外観

局名印

 

6局目

石地郵便局

〒949-4201 新潟県柏崎市西山町石地712

局番:12189

局舎外観

局名印(宝印)はイルカの絵

 

7局目

出雲崎尼瀬郵便局

〒949-4308 新潟県三島郡出雲崎町尼瀬264-1

局番:12175

局舎外観

局名印(宝印)は海に近いこともあってか魚の絵

 

8局目

出雲崎港郵便局

〒949-4307 新潟県三島郡出雲崎町住吉町1-8

局番:12023

局舎外観

局名印(宝印)は「金銀財宝を積んだ北前船」とのこと。帆には葵の御紋

 

9局目

出雲崎井鼻簡易郵便局

〒949-4302 新潟県三島郡出雲崎町井鼻25-2

局番:12787

国道に面した局舎外観。どう見ても民家です。本当にありがとうございました

……と思ったら、こちら(細い町道側)が正面

局名印

 

10局目

寺泊郵便局

〒940-2599 新潟県長岡市寺泊大町9353-595

局番:12036

局舎外観

局名印(宝印)はカニ。寺泊は魚市場が立ち並ぶ一大観光地

 

11局目

寺泊野積郵便局

〒940-2501 新潟県長岡市寺泊野積2453

局番:12403

局舎外観

局名印(宝印)は魚。この一帯は宝印が多くて楽しい

 

12局目

西燕簡易郵便局

〒959-1284 新潟県燕市杣木大通3229-1

局番:12869

局舎外観

局名印(宝印)は大河津分水の桜だろうか。色もピンク

 

……こういう具合に、つい欲張って一日にいくつも巡ろうとしてしまうのですが、さすがに疲れますね。車で巡っているので、まずもって駐車場がない(あるいはごく少なかったり狭かったりする)と立ち寄るのが難しいですし、そんな局が交通量の多い道の反対側なんかにあると、もう最悪。いきなり道端へ止まるわけにもいかないので、どこかでUターンして再アプローチ。そんなことを繰り返していたらくたびれてしまい、この日は8局で打ち止めです。

それから、いっぺんに何局も巡ると記事にまとめるのも大変なので、今後の局巡りは一日5局以内にしようと思います。

と言いつつ、現在の最高記録は一日10局も巡ってしまった日があるんですが……はぁ、気が重いぞ(笑)。

 

初ツーリングで自販機のそばを食った回

どうもこんにちは。

4月上旬、ジクサーくんで初ツーリングに行ってきました。この日の天気は薄曇り、気温は10℃に届くかどうかという状態。バイクで走ると風が来るので、体感温度はさらに下がります。正直めちゃくちゃ寒い。バイクは糞。

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そんな中、まず何を置いても先に向かったのは、上越市内にある「風巻神社」。ここはその名の通り風の神様を祀っているところで、いわゆる「バイク神社」としても知られています。

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本殿下の駐車場へバイクを止めると、4月だというのに境内のあちらこちらに残雪が。まだまだ寒いわけです。

ここからは徒歩で本殿へ向かいます。ようやく冬眠から明けたばかりといった風情で、舗装されていない参道は落ち葉やら何やらが積もっており、ライディングシューズだと少々歩きにくい。バイクは糞。手水鉢も水が止められていました。

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本殿にて、今日の、そして今後のバイクライフの安全を祈願。参拝後、振り返って写真を1枚撮ろうとスマホを取り出すと、途端に雲の隙間から日の光が差し込んできて周囲が明るくなりました。それが上の写真です。おお、さすがバイク神社。なんと霊験あらたか。

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下の駐車場へ戻ってきて、社務所へ立ち寄ります。ここでは交通安全の祈祷もしてくださるという話だったので、初めての自分のバイク、それも新車だしお願いしてみようかな、と思ったのですが……。

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残念。今日はお留守のようでした。しかし「中へお入り下さいませ」とあるので、遠慮なくお邪魔します。

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入ってみると……バイクがひしめき合っています。うわぁ、なんだこれは。たまげたなぁ……。「バイク神社」は名ばかりではなく、実際にここの宮司さんは非常にバイクがお好きだそうで、おそらくこれもそのコレクションの一部なのでしょう。

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で、ここへ来たらぜひ買いたいのが「道楽御守」。バイクのハンドルに巻きつけて装着できるお守りです。1つ1000円也。緑はカワサキ、赤はホンダ、青は(この日はなかったけど)ヤマハらしい。じゃあスズキは……? 消去法だと黄色か。オフロードバイクのイメージカラーが黄色なんだっけ。知らんけど。

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というわけで、料金箱に1000円をしっかり投入して、ありがたくいただいてきました。さっそく巻きつけてみるといい感じ。ハンドルバーの黒色、ボディの青色ともマッチします。

無敵になった気分で(?)、次の目的地を目指します。長野県は信濃町、駅で言うと古間と牟礼の中間あたりにある「そば処ふじさと」です。

ううむ、しかし初ツーリングでいきなり長野なんて行けるかしら。途中にはかなり勾配もありますし、天下の2ケタ国道、トラックなんかも多い。初心者が操るニーハンでどこまで太刀打ちできるのか。おまけに寒いと来ている。やはりバイクは糞。

……まァ、誰が待っているでもなし、気楽なソロツーリングですから、疲れたり嫌になったりしたら途中で引き返そう。そういう軽いつもりでバイク神社を出発したのですが……。

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全然余裕で行けちゃいました。

いや、途中の「道の駅あらい」でトイレ休憩したり、登坂車線があるところでは左へすぐに避けたりと、無理のない運転を心掛けはしましたが、普通に走る分にはまったく気疲れも体の疲れも感じませんでした。何より乗っていて楽しい! バイク最高!

関山あたりまで行ったら、もう引き返すことなぞ頭から消え去り、「行ける行ける!」って気分になりました。すごいなスズキパワー。

閑話休題。ここにはある名物があります。

それがこの「うどん・そば」の自販機。カップ麺の自販機ではありません。お隣のお店が提供している生麺のうどんとそばが出てくるのです。

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価格は「天ぷらうどん」「天ぷらそば」ともに250円。おそば屋さんだし、とりあえずそばにしましょうか。お金を入れてボタンを押すと調理開始。できあがりまでのカウントダウンが始まります。あ、これ知ってる、ニキシー管っていうんだろ。俺は詳しいんだ。

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待つこと数十秒、取り出し口の向こうへ現れたのがこちら。いいですねぇ。割りばしと七味の小袋は自販機に備えつけてあります。あつあつ、というよりは少しぬるいですが、味は抜群。250円なのに天ぷらには小エビも入っています。信濃町らしく、野尻湖でとれたエビだそうです。

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安いし、おなかにも余裕があるので、ついでにうどんも食べてみました。うどんは平たい麺。こっちは……普通……ですかね。つゆや天ぷらはもちろん共通です。

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と、私が食べている間にも、地元住民やら通りがかりのトラックの運ちゃんやらが、次々とやってきては食べて行きます。長野ナンバーの車から降りてきた老夫婦が「よかった、今日はまだ売り切れてないね」と話していましたので、日によっては売り切れるときもあるのでしょう。

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昔懐かしい自販機のうどん・そば。皆さんもドライブの目的地、あるいは道中にいかがでしょう。私は次はお隣の店舗内でしっかりとそばを食べてみたいと思います。自販機でこれだけおいしいなら、お店で食べるそばも楽しみですね。

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帰り道の「道の駅しなの」にてもう1枚。妙高山(右)と黒姫山(左)とジクサーくん。今後もよろしく頼むよ!

 

 

「津軽海峡・冬景色」を見に行く旅R(1)

※記事の内容は旅行当時のものです。

2022年1月23日(日)

 9時22分、信越線の長岡行き快速電車が定刻通り直江津駅のホームから走り出したとき、私は心の中でガッツポーズをしていた。冬場の日本海側は天気が荒れやすく、特にいま乗っている信越線の直江津~長岡間は、強風や大雪によってすぐに遅延したり運休したりする。ちょうど1年前に私が青森・函館旅行を企てたときにも、実に三十何年来という大寒波が襲来し、旅行は中止に追い込まれた。

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 しかし今日はどうだ。朝から晴天に恵まれ、風もなく、海も春のように穏やかである。「雪辱」というのは「辱めを雪(すす)ぐ」という意味だそうだが、文字通りによって「旅行中止」というめを受けた私は、この天をもって雪辱を晴らしたのである。タイトルにつけたRは、ReturnあるいはRevengeの意だと思っていただければよい。

 私を乗せた列車は、すべるように走って終点の長岡駅に到着。ここから新潟行きの快速電車に乗り換える。乗り継ぎ時間はわずか4分しかないのに、対面ではなく階段の上り下りをさせられるが、上手い具合に快速同士で乗り継げるのは悪くないダイヤだと思う。

 階段を下りた先に停まっていたのは115系3両編成。マニアの間では、その色から「レモン牛乳」と呼ばれる車両である。日曜日なので混雑が心配だったが、車端部のロングシートに空席を見つけて腰を下ろすと、ガタピシと仰々しく車体を震わせ、足元からモーターの轟音を奏でながら発車した。

 列車は新潟平野を北上していく。相変わらずいい天気で、青い空と白い雪原(田んぼ)のコントラストが目にまぶしい。長岡まで乗ってきたE129系に比べるとやはり乗り心地はお粗末だが、これももうすぐ乗れなくなると思うと、老体に鞭打って力強く走る様は大変好もしい。車端部だからバウンドの具合も申し分ない。

 定刻通り終点の新潟駅に到着。乗り換え時間があるので、絶賛工事中の新潟駅の様子を記録するべく、改札を抜けて駅前をウロウロする。

 国鉄時代の「新潟鉄道管理局」はとうに姿を消し、新たな高架駅の外観もできあがっていた。

 駅のリニューアルとともに、この風情ある駅前バスターミナルもまもなく姿を消す。リベット打ちの鉄骨で組まれ、長年に渡り新潟の風雪に耐えてきた武骨な屋根。そこへバスは誘導員の笛の音を頼りにバックで入ってきて、お客を乗せると再び三々五々に散っていく。

 新潟市から遠く離れた上越・魚沼の民である私でさえ、センチメンタルな気持ちになるのだから、この駅とバスターミナルの姿を見続けてきた新潟市民の心情はいかばかりか。

 さて、列車の入線時間が迫ってきたので、駅弁を買ってホームへ向かう。エスカレーターを上ると、私の乗る特急「いなほ5号」秋田行きが入ってきた。車両はかつて常磐線で活躍したE653系、これも色合いから「フルーツ牛乳」などとと称される塗装の7両編成だった。実にいい色だと思う。ちなみに青一色の「瑠璃色」、どぎついピンク色をまとった「ハマナス色」という編成もある。

 乗車するのはグリーン車である。特急や新幹線に乗るというだけで非日常なのに、グリーン車を奮発するのはいかにも身の丈に合っていないようで気が引けるけれども、この「いなほ」グリーン車には一度乗ってみたかった。

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 元々、E653系には常磐線時代はグリーン車がなく、「いなほ」転用にあたり先頭車両をグリーン車として改造することになった。しかし座席間隔の狭い普通席をグリーン車にしたので、そのまま座席を並べたのでは窓の位置が合わない。そこで、思い切って前後2席分のスペースを贅沢に使い、さらにはパーテーションを設けるなど、新幹線でも敵わないような規格外のグリーン車が誕生した。

 乗車するのはもちろん1番A席。ここは運転席に一番近い座席*1で特に広く、1,820mmのシートピッチ(座席間隔)を存分に味わうことができる。ちなみに一般的なグリーン車のシートピッチは1,160mm、あのグランクラスでさえ1,300mmである。

 新潟駅を出発した列車は住宅密集地を抜け、阿賀野川を渡ってさらに郊外へと進んでいく。沿線に家が少なくなってくると、景色も信越線と大して変わらず、空と雪原が広がる。ここいらで昼食にしよう。

 新潟駅で購入した「えび千両ちらし」。新発田の企業が調製している駅弁で、何かのテレビ番組で見て以来、かねてからうまそうだなと思っていた。

 ふたを開けるとなるほど、千両箱の大判小判よろしく黄金の玉子焼きが敷き詰められ、その上にえびのおぼろが散らしてある。もちろんこれで終わりではない。玉子焼きをめくると、下には蒸しえび、いか、こはだ、さらにはうなぎが隠れているのだ。えびだけではなく一度に4種類の具が楽しめる、非常に豪華で美味なちらし寿司だった。

 村上駅を発車すると、デッドセクション*2通過のため車内灯が一時消灯した。えちごトキめき鉄道梶屋敷駅から、南北に長い新潟県内をひたすら貫いてきた直流区間はここ村上駅で終わり、交流区間へと突入する。と言っても体感的な変化は当然なく、昼間なので車内が真っ暗になることもなく、存外地味に交直切り替えの「儀式」は終わった。

 村上から先は、日本海の海岸線に沿うて走る。このあたりは「笹川流れ」と呼ばれ、海の向こうに粟島を望みながら、複雑な海岸線と奇岩が織りなす風光明媚な景色が車窓に広がる。

 しかし風光明媚ということは気象条件が厳しいということでもあり、特に村上以北の羽越線は「強風のメッカ」と呼びたくなるくらい風の影響をもろに受ける。それは今朝がた通ってきた信越線の比ではなく、冬場の新潟県内は天気が荒れ始めると真っ先に羽越線が止まるのである。

 だから、冬に直江津から日本海側を北上するとなると、まずは信越線の直江津~長岡間が立ちふさがり、次いで長岡~東三条間の平野で地吹雪が待ち構え、そこをクリアしてもこの羽越線が最大の障壁となるのだが、幸いにして今日はこちらも天気は穏やかだった。

 列車は山形県に入ってなおしばらく海を見ながら進み、やがて右へカーブして内陸を進んで行く。鶴岡、酒田と山形県庄内地方の二大都市に停車して、ここで直江津から連綿と続いてきたJR東日本新潟支社管内は終わる。秋田支社の乗務員へと交代し、車内の乗客も多くが入れ替わるようだ。

 景色は人家と雪原と山の稜線ばかりで、新潟県と大差ない。次の停車駅である遊佐を出ると、列車は再び海沿いへと打ち出でるが、笹川流れを見てきた目には大して新鮮な景色でもなく、さすがに少々飽き飽きしてくる。

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 秋田県内に入るころには空には灰色の雲が広がり、雪も少しちらついてきた。そのせいもあるのだろうか、寒い。さすがに足元が広すぎるようで、座席下の暖房装置があまり効いておらず薄ら寒い。こういうときのために、グリーン車のサービスの一つとして、頭上の荷物棚の隅にひざ掛けが用意してある。こんなものはついぞ使ったことのない私であったが、このときばかりはありがたく使用した。

 秋田県内に入っても景色は似たようなものだが、一つだけ特異なものがあって、それは風力発電機の多さである。こういう風力発電機はもちろん新潟県にもあり、山形県にだってあるに違いないが、これほどまで視界にいくつも入って来るのはちょっと珍しい。山の上でよし、海岸でよし、あちこちにスケール感覚の狂うような巨大な風力発電機が林立し、3枚の羽をぐるぐると回している様は、どことなくSFチックでもある。

 そして新潟駅を発車してから3時間半、「いなほ5号」は鉄路恙なく終点の秋田駅に到着した。今日はここで一泊する。直江津から秋田まで、実に総走行距離400km超の道のりをひたすら冬の日本海に沿うて北上してきたが、まったくの定時で走ってくれたことは改めて僥倖であったと言えよう。

 駅前のホテルにチェックインしたら、駅ナカにある親子丼の店「秋田比内地鶏や」へ向かう。ここを訪れるのは大学以来2回目である。

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 比内地鶏の肉と卵を使った親子丼は、フワフワトロトロの絶品! ……なのだが、申し訳ない、それ以上にセットの冷たいそばがうめぇ。汁が無いように見えるが、写真には写りづらいほど透明度の高い地鶏出汁(?)スープに浸っていて、これがツルツルシコシコの冷たいそばに絡みまくり。

 このコシのある冷たいそばは羽後町の名物だそうで、つなぎに海藻が使用されているという。海藻つなぎと言えば我が故郷・魚沼地方のへぎそばと同じである。だから私の舌に馴染む……実に馴染むぞおおおお!!

 麺類の汁を飲み干す習慣はないのに、あまりのうまさに食事が終わるのが名残惜しく、レンゲでチマチマ舐めているうちに結局すべて飲んでしまった。「秋田に行ってうまいそばを食ってきました」と言ったら「稲庭うどんじゃなくて?」と笑われてしまいそうだが、次に秋田へ行く機会があったら絶対にまた食べたい、そう思えるくらいうまいそばだった。

 

つづく

 

 

*1:酒田・秋田方面では先頭になる

*2:列車を動かす電気が直流または交流へと切り替わるために、その緩衝地帯として電気が流れていない区間

ジクサー250納車さる

どうもこんにちは。

3月半ば、注文していた「ジクサー250」が納車されました。

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スズキパワー!! スズキパワー!!

ジャーン!!

……いやぁ、かっこいいですねぇ。

ワタクシ、クルマは同じくスズキのスイフトスポーツ(スヰスポ)、しかも青色に乗っていると以前にも書きました。正直、注文したばかりのころは「仕方ないとはいえ、色が被ってしまったな……」みたいに思った節もありましたが、実物を見るとまったく気になりません。存在感アリアリで、むしろ青にして正解。

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メーカー名よりかなり控えめなGIXXERのスペル

ちなみにこのバイク、お店でハンコを押したのが昨年の12月10日。スズキがインドの工場で生産して日本に輸入しているバイクなのですが、御多分に漏れずコロナ禍で生産が滞っており、そのときの話では「納車はおそらく3月か4月くらいになるかと。気長にお待ちください」とのことでした。

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それからちょうど2ヶ月経った2月10日に、バイク屋から電話がかかってきました。お、そろそろ生産の見込みが立ったかな? と思いきや、なんと「ご注文のジクサー250ですが、本日店に届きました(^^)」。

えぇ……(ドン引き)。

3月か4月になると言われていたバイクが、予定よりずっとずっと早く届いて、本来なら大喜びすべきなのでしょうが、ちょっと待ってください。

ここは新潟県です。

2月半ばの新潟県上越市、周囲に雪はモリモリです。4日前の2月6日には、この冬初めて市の中心部でも積雪が1mを超えたとニュースになったばかり。

www.joetsutj.com

こんな状況でバイクに乗れるはずがありません。……というわけで、ひとまずお店で預かってもらい、3月に入って雪が溶けてきたら受け取りに行くことに。そうしてそのまま約1ヶ月お預けを食らい、3月半ばにめでたく納車と相成ったわけです。

 

ここからは、ジクサー250のいいところを挙げていこうと思います。

値段が安い

ジクサー250は新車で44万8000円(税込)。と言われても、これが高いのか安いのかよく分からない方もいると思います。以前の記事でも比較した、他社の同排気量のネイキッドバイクと比較してみますと、

  • カワサキ Z250 610,500円
  • ヤマハ MT-03 621,500円
  • ホンダ CB250R 564,300円
  • スズキ ジクサー250 448,000円

安ゥイ!! 泣く子も黙る44万8000円であります。

……まァ、気筒数やら冷却方式やら、スペックがいろいろ違うので一概に比較はできませんが、他社が250ccバイクを50万60万という値段で売り出している中、この値段からラインナップしてくれるのはさすがスズキ。ありがたや、ありがたや。

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安くても前後輪ともABSを標準装備

余談ですが、原付の王様スーパーカブの最上級グレード「C125」や、そのオフロード仕様の「ハンターカブ」は税込44万円です。つまり、ジクサー250はニーハン(250cc)の中型バイクなのに、原付の一番高いやつと値段がほぼ一緒なのです。四輪車もアホみたいに安いスズキ、いったいこのメーカーはどうなっとるんや……。

 

新型「油冷」エンジン搭載

バイクのエンジンの冷却方式は大きく分けて2つあり、1つは「空冷」。走行時に起こる風で自然に冷却しようとするもの。もう1つが「水冷」で、冷却水を循環させて冷やすものです。

ジクサー250はこのどちらでもなく、エンジンオイルを循環させて冷却する「油冷」という方式です。油冷エンジンは、1985年にスズキが「GSX-R750」というバイクで世界で初めて市販車に搭載し、以後ナナハン(750cc)やリッターバイク(1000cc超)のエンジンに採用され、2008年まで販売されました。

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これがスズキパワーの源、

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噂の新型油冷エンジンだ!(よく分かっていない)

その後しばらく油冷エンジンが日の目を見ることはありませんでしたが、2019年、このジクサー250をもって復活。11年ぶり、しかも従前の「油冷=大型」というイメージを覆すニーハンの新型油冷エンジンということで、バイク愛好家の中では大きな話題となったそうです。……知らんけど。

……いや実際知らんのよ。上の話も私の知識ではなく、ネットで適当に調べて書きました(笑)。当然ながら乗ってみても違いは分かりません。そもそも比較対象が教習車*1しかないし。今のところは、なんとなく「スズキの油冷はすごいらしいぞ(小並感)」というだけで優越感に浸れています(笑)。

 

低燃費

ジクサーの乾燥重量は154kg。軽さではホンダCB250Rの144kgには敵いませんが、燃費という点で見ると、CB250Rの33.7km/Lをしのぐ37.7km/Lというカタログスペックを誇ります。

燃費は季節や乗り方に左右される部分も大きいものの、ネットでジクサー250に関する記事を見ると、40km/L以上走るという話もあります。

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メーターは反転液晶。残念ながら燃費計は無し

昨今のガソリン高騰の中、スヰスポはハイオク車なので、必要経費と割り切りつつもやはり給油時は気が気でない一方、ジクサー250はレギュラーガソリンで40km/L近くも走ってくれるのはなんとも頼もしいところです。

ちなみに燃費の話が出たので一応触れておくと、ジクサー250には弟分――というか250より先に出たので兄貴分と言うべきか――の「ジクサー150」というバイクもあります。

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スズキ公式HPより、ジクサー150。サイゼの間違い探しレベル

見た目は250とほぼ一緒ですが、その名の通り150ccエンジンを搭載。こちらは空冷だったり装備がちょっと違っていて、お値段もおよそ10万円安い。誰が呼んだか通称「燃費王」、その燃費は実に51.0 km/L!

スズキは頭おかしい(褒め言葉)。

 

……と、こんな感じで、乗らなくても分かるようなジクサー250の利点を挙げてきました。この記事を書いている時点では、まだ数回しかマトモに乗っておらず、距離で言っても170kmくらいです。これから数百キロ、あるいは数千キロと乗る中で、さらにいいところや悪いところも見えてくるでしょう。

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弁当箱みたいなマフラー。個人的には好き

そのあたりの気づいた部分は、ツーリングの記録と合わせて書いていこうと思いますので、お暇があるときにチェックしてみてください。

新しく「バイク」というコンテンツが増えた弊ブログ、これからもどうぞよろしくお願いします。

 

 

*1:CB400SF

惜別、追憶、115

どうもこんにちは。

3月11日をもって、JR東日本新潟支社管内から115系電車が引退しました。「115系」と聞いてピンと来なくても、新潟県民ならば誰もが知っているはずの車両です。

12日からのJRダイヤ改正に伴い、信越線、越後線などで親しまれた列車「115系」が11日、46年間の定期運行を終えた。同車両は老朽化で全国的に廃車が進み、JR東日本管内で営業運転しているのは新潟県のみだった。

引用:https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/36852

www.niigata-nippo.co.jp

国鉄時代から46年間。通勤に、通学に、お出かけに、親子三代に渡って利用してきた方もいるのではないでしょうか。北は羽越線から南は上越線信越線と、県内ほぼすべての電化路線で活躍し、まさに「新潟の電車」の代名詞であったわけです。

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直江津駅停車中の115系。2007年8月撮影

私にとってもそれは例外ではありません。故郷の十日町市には115系は走っていませんでしたが、飯山線ほくほく線普通列車が「1両ないし2両」「ワンマン列車」「平成生まれの車両」なのに対し、115系は「基本3両以上」「ツーマン列車*1」「昭和生まれの車両」と、いわば普段見慣れている車両たちとは対極に位置する存在。列車でお出かけして、六日町や越後川口などで上越線に乗り換えると、そこはもう非日常の空間なのでありました。

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115系車内。天井には扇風機があった。2014年8月

私が中学生、高校生になって行動範囲が広がった後も、依然として新潟は115系の天下。列車で出かけるとなると、ほぼ必ずどこかで115系に乗車することになります。

「えちごツーデーパス」で新潟市へ遊びに行った帰りに利用した夕方の信越線は、3+4の7両編成(!)でしたね。115系を置き換えた現行車両のE129系や、トキ鉄ET127系の朝のラッシュ時でも最大6両編成ですから、もう7両以上の普通列車は新潟地区に登場することはないでしょう。

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塗装の異なる車両同士の併結も醍醐味だった。柏崎駅にて。2018年8月

大学受験の折、会場のある新潟市へ向かう115系の中で、不安と闘いながら英単語帳と2時間ひたすらにらめっこしたことも、今ではいい思い出です。

大学入学後、2014年に新型車両E129系がデビュー。いよいよ引退へのカウントダウンが始まったわけですが、同じく115系の天下だった長野や高崎が中古車両(211系)であっという間に置き換えられたのに比べると、新製ということもあってかそのペースは遅く、結果として2022年まで延びることになります。

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新潟駅の高架ホームでE129系(左)と並ぶ115系。2022年1月

2015年には北陸新幹線、トキ鉄が開業。新潟県内の鉄道を取り巻く環境はガラリと変わりましたが、妙高はねうまラインには直通列車が設定され、引き続き115系が新井まで乗り入れることになりました。車齢40年を超えんとする老体がまさかの快速運用*2に大抜擢され、爆音を奏でながら県内を縦断する姿に度肝を抜かれたオタクも多いことでしょう。

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上越妙高駅に停車中の新井快s……快速???2020年10月

そして徐々に活躍の場を減らしつつも、しぶとく生き残っていた新潟地区の115系が、2022年3月11日をもって引退したのであります。

とはいえ、引退してすぐスクラップというわけでもなく、3月26・27日には新潟車両センターにて有料の撮影会が開催され、7種類のカラーリングと事業用車143系が一堂に会して好評を博したようです。

www.niigata-nippo.co.jp

おそらくJR東日本としても115系の歴史や人気には思うところがあるはずで、今後改めて「さよならツアー」などが企画される可能性はあります。そうなれば、県内でもう一度その雄姿が見られるかもしれません。

新潟県からは姿を消したものの、すぐお隣の長野県ではしなの鉄道115系が活躍中ですし、JR西日本でも中国地方の線区ではバリバリ現役です。ですから115系という形式が完全に消えたわけではありませんが、新潟で生まれ育った鉄道オタクの一人として、また一つの時代が終わったなと思い筆を執りました。

あなたの思い出の中の115系は何ですか?

 

 

*1:車掌が乗っている列車

*2:通称「新井快速」