鉄路は西から東から

鉄分多めの日常とお出かけの記録

和歌山旅行2023冬

47番目の和歌山へ。雪中南紀阿房列車(4)

2023年1月25日(水) 午前 朝起きると、世界は一変していた。ホテルの窓から見える建物の屋根も、道路も、歩道の街路樹も、すべてが粉砂糖をまぶしたように白くなっていた。まさに初雪が降った朝のような、新潟であれば何も珍しくない光景だが、ここは紀州、和…

47番目の和歌山へ。雪中南紀阿房列車(3)

2023年1月24日(火) 午後 紀伊田辺で昼食をとり、再び紀勢本線に乗車。御坊(ごぼう)にやって来た。ここから紀州鉄道に乗車する。紀州鉄道は御坊~西御坊間の全長わずか2.7km、間に3つの駅があり、「日本一短いローカル私鉄」とも呼ばれている。

47番目の和歌山へ。雪中南紀阿房列車(2)

2023年1月24日(火) 午前 オタクの朝はそれなりに早い。まだ暗く、わずかに霧雨の降る中を新宮駅前のコンビニへ向かう。イートインコーナーで朝食を済ませ、紀勢本線――きのくに線に乗車する。6時53分発の紀伊田辺行き普通列車である。

47番目の和歌山へ。雪中南紀阿房列車(1)

2023年1月23日(月) 名古屋仕立ての気動車特急「南紀5号」は、エンジンをゴロゴロ言わせながら、たったの2両編成で松阪駅のホームへ入ってきた。前の車両が指定席、後ろが自由席で、観光地へ向かう特急だというのにグリーン車はついていない。もっとも、どう…