どうもこんにちは。
実在する鉄道会社の制服を着たキャラクター「鉄道むすめ」シリーズの不毛地帯だったわが新潟県*1に、とうとう新顔が仲間入りすることとなりました。しかも、北越急行に。そのデビューイベントが11月23日(木・祝)に行われたので、万難を排して行ってまいりました。
「16日間で休みが2日しかない」という悪い冗談みたいな勤務*2の真っ最中のせいで、リベンジ夜ふかし――というか、ほぼ徹夜――を敢行してしまい、ボサボサ頭でフラフラになりながら列車に揺られ、会場のまつだい駅へ。小春日和のいいお天気で結構です。
駅へ着いたのは10:33、物販イベントの開始は11:30と、ほぼ1時間のインターバルがあります。朝から何も食べていないので、小洒落た喫茶店か何かでブランチでもいただきたかったですが、旧東頸城郡松代町の駅前にそんなオシャンティーな文明が存在するはずもなく。一人、ベンチに腰かけ、ファミマで買ったコーヒーをすすり、サンドイッチをもそもそかじりました。
11時前になると、2番線に六日町方面からのオタク運搬列車「鉄道むすめデビュー記念号」が到着。ここで彼女の名前が明らかになりました。
「松代(まつだい) うさぎ」です。駅名の「まつだい」*3と、かつて走っていた特急「はくたか」および超快速列車の愛称から「うさぎ」と名付けたそう。長身美人のお姉さんというよりは、かわいい系のデザインと言えましょうか。素晴らしいですねぇ。担当イラストレーターは宙花こよりさんです。
昨日までは、他県の鉄道むすめを指をくわえて眺めているだけの日々でしたが、今日ついに嫁に(？)来てくれました。沿線出身者として甚だ感慨深い。
プロフィールはこんな感じ。十日町駅の営業係との由。まァ、架空のキャラクターとしてはありがちな設定がいろいろと並んでいますが、「好きな食べ物はカップラーメンとおにぎり」という部分だけ妙に生々しくて笑う。現業マンはカップ麺1つじゃ足りないもんね……。
11:30、まつだい駅に併設した道の駅2階で物販開始。開始前から長蛇の列ができていただけあって、会場は大賑わいでした。松代うさぎちゃんグッズは、記念乗車券、クリアファイルにアクリルキーホルダー、アクリルフィギュアなどの定番から、名札、ステッカーなどなど。さらに、ヘッドマークの抽選販売もありました。
根が吝嗇なのでたいてい1つ2つしか買わない私も、今日は嬉しさのあまり手当たり次第買い漁ってしまいました。はあ、新たな推しにいっぱいお金使って幸せです(恍惚)。
鉄道むすめつながりとして、長野電鉄、アルピコ交通、しなの鉄道も物販ブースを展開。ああそうだ、えちごトキめき鉄道もいましたっけ。ていうか、トキ鉄さんには鉄道むすめがいないですよね？ ここへ来るからには、次は御社の番ですよ？ 分かってますか？ 期待してますから、ね？？？(威圧)
ただ、なんとなくデビューしたはいいけど存在感がどんどん薄くなり、今ではグッズもろくに売ってません、みたいな事業者も少なからずあります。今回、このようなイベントを開催したり、グッズをいろいろ作ってみたりと、北越急行には「積極的に売り出していこう」という姿勢があることは分かりました。
待望の新潟県下初・鉄道むすめとあって、応援するファンも多いことと思いますから、最初の勢いで作ったグッズを適当に売り切ったら終わりではなく、文字通りの「看板娘」として、広く長く愛されるキャラクターになってほしいです。
#北越急行 さまの #鉄道むすめ、#松代うさぎ さんがデビューとなりました！
— 鉄道むすめ公式：立石あおば／鉄道むすめ広報"見習い" (@tateishi_aoba) 2023年11月23日
イラストの担当は｢宙花こより(@sorakoyo)｣先生です！
今後の活躍に、どうぞご期待ください♪
※HPへのイラスト公開は後日となります pic.twitter.com/iF3XpC3sy2
