鉄路は西から東から

鉄分多めの日常とお出かけの記録

ワイ、二十代にして「アガリのバイク」を買ってしまう

どうもこんにちは。

バイクを……買いました……。

?🤔

もう持っているはずでは???

rockmansion.hatenablog.jp

はい。「ジクサー250」に乗っていました。……昨年の秋まではね。春を迎えるにあたり、バイクを買い替えました。

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スーパーカブです!!

言わずと知れた、原付の王様。その110ccモデルを買いました。

いやはや、ついに私も「カブ主」になってしまいましたよ。しかも、人生で最後に乗るバイクという意味で、よく「アガリのバイク」に挙げられるスーパーカブ。これで老後も安泰ですね(?)。

www.honda.co.jp

 

さて、ジクサーにはたった2年*1しか乗らなかったのですが、その2年間で自分がバイクに求めているものが分かってきたおかげで、今回の買い替えを決断するに至りました。

それは、下道をまったりとツーリングするのが好きなんだなぁ、ということ。

私にとってバイクという乗り物は、マフラーの爆音やエンジンの力強さを味わうものではなく、一陣の風となって駆け抜けるスリルを楽しむものでもなく、あくまでクルマよりも気軽に、近場――おおむね日帰り圏内――を散歩感覚で乗り回すのが性に合っていると分かったのです。実際、ジクサーで高速道路に乗ったことは一度もなく、ブログ記事にしなかったものも含めてすべて日帰りツーリングでした。

そんな乗り方なら原付で充分でしょう。維持費も安いし。でも、ある程度は趣味性が欲しい。エンストは御免だけどギアチェンジの操作感も捨てがたい。それでいて、荷物が積めて普段使いも可能なバイク……と欲張りなことを言い出すと、カブしかなかったわけですね。

最初に乗りたかったクロスカブ110(ホンダ公式HPより)

ちなみに、このブログを以前からご覧になっている方ならお分かりの通り、私は普通二輪の免許を取った当時、「クロスカブ110」に乗るつもりでした。また、バイクに乗りたいと思ったキッカケが『ゆるキャン△』と、テレビ東京*2の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』だったので、原付に乗るということはある意味では原点に立ち返ったと言えます。

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ではなぜ「クロスカブ」ではなく「スーパーカブ」だったかと言うに、1つは今、クロスカブはカラーリングが微妙だということ。もう1つは、これは単に私の性格的な問題です。

――あえて、スーパーカブに乗る。

この、「あえて」というのがポイント。一口にカブと言ってもクロスカブ、ハンターカブ、スーパーカブC125*3スーパーカブプロ*4、さらにはカブと同じ変速機構を持つダックスなど、きょうび原付二種はよりどりみどりです。そのたくさんの選択肢の中から、昔ならダサい乗り物の筆頭*5だったスーパーカブを私は「あえて」選んだのです。

つまるところ、ちょっと天邪鬼というか世間一般の思惑に逆張りしたい、みたいな意識もありまして、またもクロスカブではないバイクを買ったのでした。

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と言っても世界で一番売れているバイクですので、果たしてこの選択が逆張りなのかは疑問ですが……。

水曜どうでしょう』まで遡らずとも、ここ数年は某ライトノベルやそれを原作としたアニメ、さらに新海誠監督の映画など、いろいろな作品に登場したこともあり、今やスーパーカブは男女問わず若い年齢層からも人気があると聞きます。

そういう潮流を把握している方にとっては天邪鬼でもなんでもなく、むしろミーハーなチョイスだと言われてしまうでしょう。まあ、否定はしません(笑)。

これまでは毎回毎回、足軽のような恰好をして、「よし、今日はこれからバイクに乗るぞ!エイエイオー!」と気負いながらジクサーに乗っていたのですが、カブならばヘルメットとグローブだけでふらりと乗り出せます*6。止める場所もある程度は自由自在。なんたって「原動機付き自転車」ですから。

ようやく冬が終わり……と思いきや、3月は寒の戻りなんかもあって乗れない日もありましたが、4月になればもう大丈夫なはず。これから新しい相棒と一緒に、たくさんお出かけしたいです。

今回はとりあえず「買ったよ報告」ということで、次回は購入から納車までの顛末と、スーパーカブ110の細部をチェックしていきたいと思います。

 

 

*1:冬は乗れないので正確には2シーズン

*2:新潟では月遅れで放送している

*3:排気量が125ccの高級版

*4:配達に特化したやつ

*5:以前「スーパーカブに乗りたい」と父に話したら、わざわざ好き好んで乗るのは理解できない様子だった

*6:いずれインナープロテクターは買うつもり