鉄路は西から東から

鉄分多めの日常とお出かけの記録

令和二年最初のドライブin栃尾・見附

どうもこんにちは。

 

1月某日、何にも用事はないけれど、一人で車を運転して栃尾・見附方面へ行ってきました。「阿房列車」ならぬ「阿房自動車」、もとい「阿房ドライヴ」であります。

雨が降りしきる中、国道8号線から351号線を経由して栃尾へ。

余談ですが、栃尾へ行くのは人生で3回目です。うち2回は中学時代のこと。所属していた部活の大会で1回、栃尾の某中学校との練習試合で1回。この某中学は中越地区の中では強豪校だったのですが、これがまたいかにもスポ魂漫画に出てきそうな「悪役強豪校」といった風情の、非常にガラの悪い連中ばかりで、「ジャンボ油揚げの町」という認識以外では、栃尾に対していいイメージがありませんでした。

とはいえ、それは昔の話。そもそも栃尾の町には何の罪もありません。

そんなことをぼんやりと思い出しながら、家を出てくるのが遅かったので、まずは腹ごしらえです。

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やって来たのは「道の駅R290とちお」。こちらの食事処で、名物のジャンボ油揚げが載ったそばをいただきました。

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2つに切った分厚い油揚げがドカンと載っています。そば自体はシンプルな味わいながら、つゆをたっぷり吸って重たくなった油揚げを頬張ると、アツアツのつゆがじゅわ~っと口いっぱいにあふれてきます。

ちなみに「油揚げ定食」みたいなものもありましたが、焼いた油揚げをおかずに白米を食うという様子が想像できなかったため、そばにした次第。

しかしやっぱり焼いた油揚げも食べたいので、そばを食べ終わった後、建物の外にある屋台で売られていた油揚げを買いました。

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居酒屋で出てくるやつですね。トッピング無しや、キムチソースがかかったものもありましたが、王道のネギと鰹節トッピングで。一味と醤油をかけていただきます。外はパリパリ香ばしく、中はフワフワ。たまらん。やはり普通の油揚げとは別の食い物ですな。あと、でかいのでめちゃくちゃ腹いっぱいになりました。そばを食った後に食うもんじゃない。

腹ごしらえも済み、町の中心部を車でウロウロ。中学時代は町並みなどに興味がありませんでしたが、こうしてじっくり観察してみると味のある建物が多いですねぇ。

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地元の神社にも参拝。

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境内にはお稲荷さんも。稲荷社は日本全国無数にありますが、「ジャンボ油揚げの町」のお稲荷さんは、何となくご利益もジャンボのような気がします(笑)。

油揚げを食べ、町を見て回ったところで本懐を遂げましたが、時間もまだ早いし、栃尾からお隣の見附までは車ですぐの距離なので、じゃあ見附まで足を延ばしてみるかという気に。

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そうして見附駅へ。車なのに駅へ向かうとはこれいかにという感じですが、鉄ヲタは目的地がないと「とりあえず、駅へ行ってみようか」となりがち(笑)。しかしこれまで何十回も列車で通り過ぎた見附駅、降りたことは一度もないので、駅舎をこちら側から眺めるのは初めて。もちろん、中へ入ってみるのも初めてです。

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トイレやみどりの窓口に、国鉄時代からのものとおぼしきサイン類が残っていました。フォントがいい感じですな。

その後、市内のスーパーで「ミルクヨーカン」なる“銘菓”を購入し、お土産に持ち帰って食べました。

……ああ、記事を書いていたら、またジャンボ油揚げが食べたくなってきたぞ(笑)。